コブシメの産卵行動
西表では主に3月から4月にかけて最も多く見られる。産卵行動は短くて数時間、長いときは数日間に渡り続けられる。したがって、産卵行動に出会うと長時間ゆっくり観察や撮影する事ができる。
1. 産卵で集まったコブシメ
一匹の雄に雌一匹か数匹というのが基本的な産卵パターンだが、数匹の雄を中心 に、十匹以上の大きな群で産卵することもある。雄が複数の場合その中で一番大きくて強い雄一匹が雌を独占する事が多い。しかし、他のあぶれた雄達も常に交接のチャンスをうかがっていてスキがあるとすぐ雌にチョッカイを出す。雄同士の駆け引きや小競り合いもなかなか面白い。

NEXT >>